山頭火と川棚温泉俳画展


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2017/07/14

期間/7月14日(金)~19日(水)
時間/10:00~20:00 入場無料
会場/川棚の杜・コルトーホール
山頭火に心酔する坂田利明さんの俳画展示会。

昭和7年(1932年)の夏、俳人の種田山頭火は、終の棲家として川棚温泉に結庵を願い約100日滞在しました。その間に詠んだ句は307句にもなります。
彼の遺した日記「行乞記」には、川棚の地を気に入り庵の借地と保証人探しに奔走するも、結果挫折し川棚を離れるまでの日々の心情が、季節の移ろいとともに細かに書き記されています。

今回の展示会では、川棚温泉滞在中の句だけでなく、坂田さんが特に共感を覚えた句や行乞記の中の日記文も選びました。句に詠まれた情景そのものでなく、坂田さんが句から受けたイメージを膨らませて描いた俳画約50点をコルトーホールに展示します。

作者の坂田利明さんは、山口市在住の91歳。山口県職員OB、下関市職員OB。山頭火への造詣深く小郡文化資料館(其中庵も所管)の設立にも関わりました。
川棚の杜コルトーホールでは平成26年9月に坂田さんの俳画展を初めて開催、そのご縁で1000点を超える作品を寄贈いただきました。平成27年からは山頭火が川棚温泉に滞在した夏季にあわせて俳画展を実施しています。


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豊浦観光協会